〇 令和6年度の活動が始まります。例年通り4月第2週から各講座をスタートさせます。
 今年は、延べ講座数が31講座になりました。
ア ジュニアゴルフ教室が初級・中級のコース別になります。既習会員のレベルに対応します。
イ 中学校部活動の地域クラブ化に向け、中学生対象の講座を増やしました。
 ・ 部活動では体験できない種目を開講しました。(エアロビクス、レスリング)
 ・ 部活動にプラスして活動したい中学生に対応します。(卓球、ソフトテニス)
 ・ 通学する学校にない種目をクラブ化し、大会にも参加します。(野球、サッカー、バスケット)
ウ 小学生会員の学習支援を充実します。(英語教室復活)
 市内では6つの総合型地域スポーツクラブが活動しています。それぞれの総合型クラブの持ち味を活かし、本市のスポーツ振興に寄与出来ることを願っています。
 スポーツの力は、地域コミュニティの充実や市民の健康的な日常にとってとても強力なものです。その一翼を「たぬまアスレチッククラブ」は担いたいものだと思っています。
 そして、中学校部活動の地域移行については、佐野市の推進計画「佐野プラン」により、本年度は、田沼東中学校、あそ野学園義務教育学校に葛生義務教育学校が加わり3校で展開します。当法人が受託事業者として推進しますが、令和8年度市内全中学校での実施に向け、多角的な見地からの課題とその対応策を提言できるように努めたいと思います。
 また、栃木県教育委員会からは、県立佐野高等学校附属中での取り組みを要請されています。
 ともに将来の中学生にとって望ましい運動部、文化部のあり方を提言していきます。

〇 玉原湿原とたんばらラベンター祭り バスハイク
 恒例のバスハイキングは、7月23日(日)群馬県沼田市の玉原高原を中心に、湿原のハイキングとスキー場一面に咲き誇るラベンダーを味わう旅を計画しました。
 連日の酷暑の中、参加を見合わせた会員も多かったと聞きますが、玉原高原は下界の暑さを忘れさせるものでした。
 ラベンダー畑では、足利在住のケーナ奏者 Renさんの野外演奏が行われていて、高原の爽やかな風の中素晴らしい音色にも魅せられました。
 また、群馬県で継続されている「旅行クーポン」の恩恵も受け、楽しい一日を過ごして来ました。

○ 子どもの体力 グングンアップ講座 を開催しました。
 令和5年7月15日(土)佐野市国際クリケット場にて、本会会員の小学生を対象にした、体力向上の講座を開催しました。朝方までの雨の影響で、クリケット場の芝生上での運動は出来なかったものの、体育館(通常は耐震化工事が済んでいないので利用禁止)で行いました。
 この事業は、佐野市からの業務委託を受けた事業で、前半を低・中学年児童、後半は高学年児童を対象に、のべ198名の子ども会員が参加しました。
 講師の高橋純一さんは、アメリカでスポーツ指導の経験を積み、国内ではプロ野球球団の選手の体調管理やトレーニングに携わって来ました。こうした指導経験から、子どものスポーツに活かせる体力づくりの考え方やその方法を分かりやすく指導してくださいました。

※ クラマネとしては、今回使用した旧田沼高校の体育館の利用価値の高さを改めて感じました。現在は、クリケット関係の用具置き場になっていましたが、耐震化工事の計画をたてていただき、市民の運動・スポーツの場として一日も早く開放してもらいたいと強く思いました。まだまだ活用できる施設なので「もったいない」です。
〇令和5年6月21日(水) 室伏広治スポーツ庁長官講演会 於 佐野市文化会館
 佐野市が推進する中学校部活動の地域クラブ化と、スポーツ医科学センター設置に向け、スポーツ庁の取組を具体的に講話をしていただく機会が持たれました。
 当法人も部活動の地域移行に係わる立場として後援団体の一つとなり、多くの会員、指導者、役員が室伏長官の講話を拝聴して来ました。
 室伏長官からは、土・日曜日の中学校部活動が、地域の世代間を超えた多くの人たちとともに渉む「地域クラブ」へと進化していく姿を具体的に示していただき、当法人の考える姿と一致していることが確認出来ました。


令和5年5月29日(月)  令和5年度通常総会開催    於 田沼中央公民館
 本年度の通常総会を開催しました。
 今年度は役員改選期であり、理事長と監事1名が改選されました。また、中学校部活動の地域移行に係わる事業受託やスポーツ振興くじ助成金を活用した小学生軟式野球大会の開催等により、法人全体の予算規模も増加、コロナ禍以前の状態に戻りつつあります。
以下、総会資料を提示します。R5 soukai.pdf へのリンクyakuin aisatu.pdf へのリンク